March 20 2012, No.498
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リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NLW ■
*** http://scousehouse.net/ ***
□■ INDEX ■□
▽フロム・エディター
▼寄稿:「ノア姉さんのブルマ追っかけ大作戦~フィンランド編」(1)
▽寄稿:「ハプニングもレベルアップな旅って!」(5)
▼寄稿:「Footballの旅」(27)
▽スカウスハウス・ニュース
▼今週のフォト
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▽フロム・エディター
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NLW No.498です。
え、えーと、風邪はまだ治ってません。
「風邪が治りません」というのがこのところ決まり文句のようになってますね、
もうあとちょっとで良くなりそうな感じなんですけど…。
さて、今週から新連載「ノア姉さんのブルマ追っかけ大作戦~フィンランド編」
がスタートします。
ノアさんというのは、今年1月のブルーマーガレッツのフィンランド遠征に、メ
ンバーと僕以外ではただ一人参加してくださった女性です。
カメラウーマンとして大活躍だったばかりか、メンバーたちのお姉さんとして、
ユーハさんの義妹(あるいは双子のかたわれ)として、フィンランドツアーには
なくてはならないメンバーでした(おかがで僕は安心して酔っぱらうことができ
ました…)。
そのノアさんに旅行の同行記を書いてもらえて、僕自身がとてもうれしく思って
います(自分で書かなくてもよくなったから? そ、そうです、はい…)。
ノアさん自身のストーリーもかなりユニークなので、そのへんも交えて綴ってい
ただきます。どうぞお楽しみに。
また、ノアさんには毎回、原稿にちなんだ写真を提供していただきます。写真
ページに掲載しますね。こちらもお楽しみに!
http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo498.html
連載スタートにあたって、ブルーマーガレッツのメンバーにひとことメッセージ
をお願いしてみました。
ぎりぎりのタイミングだったのですが、ムーミンがすばやく推薦文を送ってくれ
たので、ここに紹介しますね。
(最後の一行はメッセージの中には含まれないはずですけど、僕の判断でそのま
ま残しました。かわいいので)
> 「私もフィンランド行くから」のノアさんの一言に
> 「ええええ~!!!?」とびっくり。
> 一緒に来てくれてありがとう!
> 写真を沢山とってくれてありがとう!
> 一緒に過ごした時間・・ありがとう。
> ブルマーのこと大好きな(笑)ノア姉さん著フィンランド同行記
> お楽しみに☆
>
> 文章が稚拙過ぎて泣けてくる。
ムーミンどうもありがとう!
ほかのメンバーからもメッセージが届いたら、次回に紹介しますね。
● ● ●
久しぶりに、下村えりさんの「Footballの旅」をお届けします。
今回は、先週に行われたマージーサイド・ダービーのマッチ・レヴューです。
キャプテンのハットトリックでリヴァプールが快勝したこのゲーム、えりさんに
は写真もお願いしました。
フットボール・ファンのかたはぜひご覧ください。
http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo498.html
実はえりさんは、去年10月に行われたグッディソン・パークでのダービーマッ
チも観戦しています(忙しくてレポートは書いてもらえなかったのですが…)。
つまり、1シーズンに行われるリーグ戦のダービーマッチ2試合を、両方とも観
ているわけですね。これってけっこうすごいことなんじゃないかと思います。い
いなあ…。
● ● ●
連載第5回となるAnneさんの「ハプニングもレベルアップな旅って!」は、今
週でついに日本を出発です。
次の回からいよいよ、イギリス珍道中(…って言っちゃっていいのかな?)が
スタートします。
Anneさん撮影の写真もたくさん紹介して行きますね。どうぞお楽しみに!
● ● ●
来週はNLWの発行をお休みとさせていただきます。
次号(NLW No.499)は、4月3日の配信予定です。どうぞご了承ください。
● ● ●
通販のお知らせです。
10日前にLFCのCarling Cup優勝記念グッズを通販ページにアップしたのですが、
期待していたほどは売れてなくてしょんぼりしています。
リヴァプールファンのみなさん、オーダーをお待ちしていまーす!
http://scousehouse.net/shop/carlingcupfinal2012_2.html
― Kaz(20/03/2012)
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▼寄稿:「ノア姉さんのブルマ追っかけ大作戦~フィンランド編」(1)
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「ノア姉さんのブルマ追っかけ大作戦~フィンランド編」 / ノア
≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo498.html ≫
●はじめに
こんにちは。
ブルーマーガレッツのマネージャー兼カメラマンをしております、ノアと申しま
す。
…嘘です(笑)。
ブルーマーガレッツ(以降略してブルマと書きます)が大好きな、ただの追っか
けおばさんです。
今年の1月20&21日、フィンランドはタンペレで行われた『Tampere
Beatles Happening 2012』に無理やり(笑)、公式カメラマンとして同行してき
ました。
今回カズさんからこの同行記の依頼を受けた時、きっと母親目線で書いてしまっ
て面白くないんじゃないかと思ったのですが、
「逆にそれがいいよ、読みたい~!」
と言われてしまい、それじゃあと思い切って書く事にしました。
という事で、カメラのファインダーから見たフィンランド、ブルマへの想いなど
を書いて行きたいと思います。
よろしくお願いいたします。
でもその前に、どうしてこんな私がフィンランドまで追っかけで行ってしまった
のか?!
まずはそのきっかけをお話ししたいと思います。
●いきなりリバプールが!
話は2008年にさかのぼります。
私事ではありますが、2008年夏に、実母が突然他界しました。
志半ばでの死でありました。
昔の人なので自分の事は二の次でした。
そんな姿を間近で見ていた私は、その死を境に一代奮起!
「よし、リバプールに行こう!」
人間いつ死ぬかわからないんだからやりたいことやろう! って!
聞いた家族はビックリしましたよ~。いきなりなんじゃそりゃ~、と。
「なぜ・・なぜリバプール?」
「リバプールなの! リバプールじゃなきゃダメなの!!」
なぜリバプールなのかは自分でもよくわからない。
リバプールは、ビートルズが好きになってすぐのとき(中学生でした)から
ず~~っと行きたいって思ってたけど・・
結婚、出産、子育てがあり機会を失ってた。
というか、ほとんど忘れてたかも。
子供に手が掛らなくなり、やっと自分の事ができるようになった矢先の母の死。
とっさに行きたいと思った? のかな?
だから家族がびっくりしたんだけど、
「いいんじゃない? 行ってくれば」
とは主人の言葉(あきれたかんじ・・笑)。
リバプールに行く! とまわりに宣言したのはいいけれど。
でも・・誰といつ、どうやって行ったらいいかわからない私でした。
●2009年ビートルウィークへ!
時は流れ、2009年春。
ある日偶然、都内で友人のライブに行くことになりました。
そのライブには、ブルマのメンバー、ムーミンが別のバンドで参加していました。
そしてたまたま、そのバンドには、同じくブルマのさむちゃんもトラ(代役)と
して参加してたんです。
ムーミンのおもしろMC、さむちゃんの笑顔でリッケンを弾く姿にKnock Out!
女子バンドを見るのも初めてだったし、その一生懸命な姿にとても感動しました。
そしてなぜか、初対面なのに打ち上げにまで参加してしまった私(笑)。
そこで見たさむちゃんの食べっぷりにまたまたKnock Out!!
友人のために行ったのに、別のバンドに恋してしまった訳です。
そして後日、さむちゃんの別のバンドのライブに行った際に、ブルーマーガレッ
ツとしてリバプールに行くと聞かされました。
「一緒に行きたい~~!!」
というわけで、2009年のスカウスハウス・ツアーに参加。
私はブルマやアスプレイズのメンバーやファミリーとご一緒させていただくこと
になったのです。
「リバプールへ行く!」と宣言してから、ちょうど1年後のことでした。
念願だったリバプール。
夜の到着だったので、簡単に乾杯して寝て、次の朝早くにマージーフェリーのツ
アーがありました。ブルマと一緒に参加です。
突然の雨でビショビショになっても、みんな笑いながら歩いてたのがとっても印
象的でした。
ムーミンとさむちゃん以外は初対面だったけど、一緒にいて楽しいな~♪ って
思ってた。
あの有名なキャヴァーンのフロントステージで、ブルマを初めて観た。
どきどきしながら地下への階段を下りて行った時、私はブルマのTシャツを着て
いたので、すでに来ていたお客さん達から、
「あなたはブルマのメンバーなの?」
って何回も聞かれた。
明らかにメンバーじゃないのはわかってたと思うけど・・(笑)。リバプールの
人って優しいな~って思ったっけ。
そして初めて観たブルマのライブは・・
女の子だし日本人は小さいのにステージで演奏している姿は、とっても勇ましく
てかっこ良かった♪
とっても楽しそうに演奏してる姿にも感動した。
もっと観ていたいって思った。
初ギグが終わったあと、さとみちゃんが、
「初めてのリバプールなのに私達のせいでちゃんと観光できなくてごめんね!」
と、すごく心配して言ってくれたのが嬉しくて。
観光してからギグに付いて行ったのは忙しかったけどとっても充実感があって楽
しかった。だから次の日からもずっと一緒にいた。
もうその時点でブルマを追っかけよう! と思ったのかも?
あのメンバーの明るさと一生懸命に演奏する姿に感動し・・惹きつけられたんだ
と思う。
本当にみんな妹のように可愛いのに、ステージに上がると男らしい。
そのGAPも大好き。
ブルマと同じく、リバプールで初めて観たアスプレイズは、もう2回目のベテラ
ンで、完コピに近いスーパーバンドでした。
憧れのキャヴァーンや大きな野外ステージで演奏している姿はなんともかっこよ
く、自信に充ち溢れていました。
ツアーに参加した人達はほとんどが初対面。
にも関わらず、同じことを共有したことで信頼関係と連帯感が生まれて、帰りの
成田空港ではみんなで抱き合って号泣しました。
リバプールに行くことが目的だったはずなのに、実際に行ってみたら、まるでブ
ルマを観るためにリバプールに行ったみたい・・
女の子なのにビートルズの服装、歌い方や癖までコピーする姿に感動したし、天
真爛漫でよく食べる(笑)、元気いっぱいなブルマに恋をしない人はいないと思
います。
愛情を注ぎすぎる私を母のよう・・姉のように慕ってくれるメンバーを愛おしく
感じるようになりました。
そして・・私のブルマ追っかけ大作戦? が始まったわけです(笑)。
(つづく)
≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo498.html ≫
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▽寄稿:「ハプニングもレベルアップな旅って!」(5)
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「ハプニングもレベルアップな旅って!」 / Anne
■第16話《飛行機が新しくなっていたよ》■
今回とても嬉しいことがありました!
KLMは今まで結構古そうな機体だったんです。
「なんと!」
「今回は今までと構造が違う!」
「新ピカな感じだよね(^-^)」
モニターもシートも何もかもがキレイです。
「わあ! 嬉しいなあ」
今まではまだ個別モニターが無かったんですよ。
ここのところ利用した「オーストリア航空」「英国航空」「エールフランス」はも
ちろん個別モニターはありました。
「当たり前と思っちゃいますよね!」
でもKLMオランダ航空には無かったんです。
そして古さも感じていました。
「新しい機体になったの?」
「気持ちがいい(⌒∇⌒)」
「化粧室もきれい!」
階段の上はファーストクラス。
「いいなあ。いつかあの階段の上に案内されたいo(^o^)o!」
そして食事はいつも通りハイネケンとワインと和食。
それから食後のアイスクリーム。
「シートもいつも通り!」
インターネットで前方の通路側を選んでいるから安心ですよ!
前方だと食事が選べるから嬉しいですよね。
そして通路側は化粧室も行きやすいからお酒も水分補給も安心。
何か必要な時にキャビンアテンダントの方を呼び止めるのも便利です。
通路側なら他の方の睡眠を邪魔することがないものね。
気を使わないフライトが出来るから特に一人旅の時にはお薦めです(⌒o⌒)b
アムステルダムのスキポール空港での乗り継ぎももう任せてください!
乗り継ぎ時間が短くても、この空港は移動しやすいから安心。
移動してすぐにチェックインと手荷物検査です。
空港での待ち時間の短縮にもなるね!
スキポール空港の乗り継ぎはストレスが無くて嬉しいです。
行先がイギリスだと入国カードの記入が必要です。
入国カードが手渡されたのに手荷物にペンがない(@_@;)!
リヴァプールの入国の時にスムーズに進みたい。
だからこうして出発を待つ時間に書きたかったのになあ。
「入国カードがあることを知っていたのに私としたことが(>o<"")!」
手荷物にペンは持っているとやっぱり便利ですよ。
落ち着いて書くことが出来るものね。
■第17話《イギリスの入国審査は厳しい》■
ジョンレノン空港に到着しました!
最初に素早く入国カードが置かれてるテーブルを目指します。
「『なぜそんなに急ぐの?』って思っているでしょ?」
この空港に到着する乗客の方たちは多分リヴァプール界隈の方が多いんだと思い
ます。
だから入国カードを書く人は殆ど見当たらないんです。
つまり到着してからテーブルで入国カードを書いていると、どんどん乗客の方が
いなくなってしまう(O.O;)(oo;)
その上、みなさんは入国審査が早いから取り残されちゃうんですよね。
「かなり寂しい(-。-;)」
「だから書いておきたかったのになあ・・・」
すべてを英語で書くので、用意してきた個人情報を見ながら書いていきます。
初めての時は用意してなかったので、「パスポートNo.」「宿泊先住所」「帰りの
便」それぞれ資料を探して記入するという本当に面倒なことをしてました。
今はあらかじめ一枚の紙に必要事項を英語で書いて、そういう面倒くささを解消
するようにしているんです。
こうして準備しておくと、とても楽だし早く書き終えることが出来ますよね(;^_^A
「やっと書き終えました!」
案の定もう入国審査に並んでる人はかなり少ない。
シティホッパーが小さな飛行機だから乗客の数も少ないんですけどね。
その上に入国カードが必要ない人が殆どだもの(+。+)
だからすぐに私の番になるんです。
「今回も女性だ!」
聞かれるだろうと想定してたことを最初に聞かれました。
滞在日数や滞在ホテル。
リヴァプールと他にどこに行くのかとかです。
だいたい前回と一緒だけど細かなことに前回よりしつこい(―_―)!!
英語が分からないから余計面倒。
「もう勘弁してよ(`´)/!」
内心そう思いながら作成した旅の日程表を渡して見せちゃいました!
「これで会話の必要ないぞd=(^o^)=b」
必要事項は勝手に審査官が書いているよ!
「これは楽チン!」
「往復の便」「滞在ホテルの連絡先」も作成してきた日程表には書かれています。
「移動の日程」だって書かれているもんね。
だから移動に関しては殆ど会話無で済んじゃいました。
■第18話《入国審査では知り合いも親せきもいません!》■
実は出発寸前に出会ったブログにとても大切なことが書かれてました。
特にロンドンオリンピックが決まってからは入国が相当厳しい。
入国審査の時に「親せき、友達、知り合い」がいると言うだけでとても面倒なこ
とになると(>。≪)!
娘さんが出産するので手伝いに来たお母さんのお話もありました。
「娘の所に来た!」と言うと暫く足止めをくわされたと(°°;)
「信じられない!」
日本人の感覚としては、娘さんのところに来た理由の方が楽な気がしますよね。
これは逆らしいんです。
「読んでいてよかった(^。^;)!」
案の定、私も聞かれました。
最初は何を聞かれているか分からなかったらボケっとしていたんです。
その後審査官が「友達は東京?」「親せきは東京?」
こんな言葉が耳に入ったのでブログで読んでいたことを聞かれてることに気付き
ましたよ。
「イエス、東京<(`^´)>」
「イエス、東京<(`^´)>」
それだけ繰り返すと頷かれてその質問は終わり!
「本当に読んだ通りだ! ブログに出会ってて良かった(*^o^)ホッ!」
胸を撫で下ろしたのもつかの間 へ(゜ο°;)/
またまた前回と同じくリヴァプールに来た理由を根掘り葉掘り聞くんです。
前回のリヴァプールへの観戦記のお話を読んで頂いた方は覚えてらっしゃいます
か?
やっぱり根掘り葉掘り聞かれたんですよ。
「リヴァプールFCの試合を観戦に来た」
そう伝えるとその場が和んで、とても審査官の方が優しかったことを書かせて頂
きました。
「今回もその手だ(⌒^⌒)b!」
きっと審査官とのやり取りも和むと信じて試合観戦に来たことを伝えたよ!
「これでうまくいくぞ!」
ところが(☆-◎;)!
そうはいかないどころか逆効果!!!
「なによーρ(°o°)ゝ!」
審査官はチケットをどこで手に入れたかを聞いて来たんです。
ありのままにスカウスハウスさん(業者さん)と言おうと思った瞬間です!
さっきの質問で「リヴァプールには知っている人は誰もいない」と答えたよね。
「これって誰かに会ってチケットを受け取ること?」
「だから先程の質問の答えと食い違う(´。`;)?」
そう思ったから咄嗟に判断!
「インターネットで予約しました!」
この答えならうまくいくと思ったのに(>_<")
「予約表を見せてください!」
「ええっ(°◇°)~ピンチ!!!」
嘘だから予約表なんてあるわけないよ。
「どうしよう! どうしよう(((。o゜))))((((゜o。)))!」
でも英語が出来ないことが幸いしちゃった!
つまり言いたいことがもともと英語でちゃんと言えないんですから誤魔化せる。
なんて答えたらいいのか分からなくてあたふたしている私。
審査官は「英語が出来なくてあたふたしてる」と思ってくれたみたい(。^_^。)
「ちょっとラッキー!」
「そうだ!」
一か八かって感じでだったけど、
「チケットはホテルで受け取る」
と答えてみます。
英語の表現が合っているかどうかなんてもう考える余裕もないです。
以前より一層厳しくなってる入国審査。
「ふっー(゜〇゜;)!」
何とかこの「ホテルで受け取る」ということで解放して貰うことが出来ました。
次回からはもうフットボール観戦を目的にしても場は和まないって考えなきゃな
あ。
次回の入国時にはもっとありきたりな理由を考えてこなきゃ!
博物館に来たとかなら足止めされないかなあ(; ゜゜)
繰返し入国するのに友達も家族もいなくて、観光だけの理由は何だか不自然だも
のね。
だからフットボール観戦はちょうど良いと思っていたんだけど(゜_゜;)
「予約表を見せなさい」になるとこれは使えない。
「イギリスの入国審査って何とかならないのかなあ」
(つづく)
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▼寄稿:「Footballの旅」(27)
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「Footballの旅」 / 下村 えり(Eri Shimomura)
~ Vol.27 Premiership – Liverpool VS Everton, 13 March 2012 ~
≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo498.html ≫
【Introduction:はじめに】
皆さん、こんにちは。今年に入って早くも3ヶ月が過ぎようとしています。この
事実に訳もなく焦りを覚えてしまうのは、歳を取った証拠でしょうか。
暦の上ではすでに春。リバプールではクロッカスも終わり、セフトンパークに何
万本の水仙が咲き誇る日がやって来るのももうすぐでしょう。
今日のレポートは、白熱した夜のアンフィールドからマージーサイドダービーの
模様をお届けします。どうぞ、お付き合い下さい。
【Anfield:アンフィールド】
北の国であるイギリスでは、冬至を越え、新しい年を迎えた後は、日に日に陽が
長くなるのを感じさせられる。冬は日没が早く、夜の長いこの国では、誰もが暖
かくて明るい春を心待ちにしている。
とはいえ、今日の試合はミッドウィークのナイトゲーム。アンフィールドに着い
た時はスッカリお天道様の姿はない。しかしローカルダービーとあって、スタジ
アムの周りはいつにも増して賑やかで、高揚感と緊張感が漂っていた。
本日はなんと、スカウスハウスで時々フットボールレビューを書いてくださる地
元スカウサー、トミーさんと並び席での観戦。初めてお目にかかるとあってワク
ワク。
まずは選手達のウォーミングアップをカメラに収めて、今日の席に向う。KOPを
見降ろせる位置のMain Standの端っこではあったが、ダービーが見れるだけで
も感謝の気持ちで一杯だ。
トミーさんは満面の笑顔と熱烈なハッグ&キスで私を迎えてくれた。話には聞い
ていたけれど、並はずれてフレンドリーなかた! それからはリバプールフット
ボールクラブの素晴らしさについての熱弁が、ノンストップで延々と続く、続く。
いつか言わなければと思いつつ、結局最後まで言えなかった私である。「私はマ
ンUのサポーターなんです」という一言が…(苦笑)
【Merseyside Derby:マージーサイド・ダービー】
19世紀に始まったイングリッシュリーグで、マージーサイド・ダービーはこれで
217回目だそうだ。まさに、一言“OMG!”と叫びたくなる。
リバプールに限らず、どの地域であってもダービーマッチとなると独特の緊張感
が漂う。リーグでの順位やチーム事情などにはまったく関係なく、トーナメント
のようにその試合にすべてを賭けるのがダービーだ。その結果、互いに譲らず拮
抗する試合展開となったり、ファール続出の激しいバトルが繰り広げられるのが
お決まりのパターンである。マージーサイドダービーはその典型的な例で、この
日ばかりは両チームのみならず、街じゅうがヒートアップするのだ。
【Before the Match:今回の見所】
今月に入ってのリーグ戦では、リバプールは先週10日のサンダーランド戦を
1-0で落とし、3連敗中である。現在リーグテーブルで7位と相変わらずの低
位置だが、監督Kenny Dalglishはまだ4位内に食い込むことに闘志を燃やして
いる。
主将Steven Gerrardのローカルのインタビュー記事からも前向きな姿勢が伺え
る。
「プロの選手は自分たちの順位に責任を持たなきゃならない。最近の結果は本当
に申し訳なく思う。ファンのためにも、安定した結果と、内容のある試合を見せ
なければ」
と、リーグだけでなく目の前に迫るFAカップ、ストーク戦への意気込みも感じ
られた。
一方、監督就任10年を記念するDavid Moyes率いるEvertonサイドは、Anfield
を難関と語りながらも、じゅうぶんに勝機はあり、少なくとも引き分けには持っ
て行くと強気の姿勢を崩さない。
11日にリーグ3位につけているTottenham Hotspurに1-0で勝利し、ここ10試
合黒星無しと好調のエバトンである。とはいえ現在リーグテーブル9位。17日に
は中3日でFAカップ準々決勝、サンダーランドとの対決を迎えることになって
いる。
さて、今日の試合をMoyes監督はどう戦うのだろうか。
【Kick Off:試合開始】
定刻20時にホイッスル。Liverpoolのキックで試合は始まった。
<前半>
ホーム、リバプールは最初から積極的に前へ出る。6分過ぎにはDF Jose
Enriqueからのパスがペナルティーボックスの僅か外で待つFW Luis Suarezに通
る。そして中央から走りこんで来たMF Steven Gerrardへつながり、右足で
シュート。しかしエバトンGK Tim Howardが素晴らしいセーブ。
8~9分にはエバトンサイドが逆襲に出る。ミッドフィールドでのこぼれ球を上
手く拾ってつなげ、俊足のDF Leighton Bainesが左サイドから中央に切り込み、
ゴール前ノーマークのMF Steven Pienaarにパス。しかしPienaarのショットは
バーを超えてしまった。
リバプールが優勢にゲームを進めるが、ミッドフィールドでのディフェンスが両
者とも強固で、ボールの所有権が頻繁に入れ替わる。そのため、なかなかター
ゲットショットに持ち込めない両チームであった。
いかにもダービーらしい光景だと思いながら観ていると、試合のリズムは徐々に
ホームのリバプールに傾き始めた。その中心となっているのはSuarez。今日の彼
の動きはポジティブで早い、倒されかけても踏ん張り、なんとか持ちこたえよう
とする精神的な強さも見えた。
そして前半33分、リバプールの努力が報われる時が来た。美しい連係プレーで
Suarezのパスが右サイドのDF Martin Kellyに渡る。KellyのシュートはGK
Howardにまたもや止められたが、そのこぼれ球をGerrardがループ気味のシュー
ト。技ありのゴールが鮮やかに決まった。
キャプテンの先制点にAnfield は大きく揺れた。1-0、Liverpool !!
<後半>
開始からわずか5分後の50分、リバプールに追加点のチャンスが訪れる。セン
ターラインの右端でこぼれ球を拾ったMF Jordan Hendersonが中央へドリブル。
右に開いたSuarezに長いパス。Suarezがゴールライン付近からゴール前にドリ
ブルで持ち込んだボールを、全速力で走り込んで来たGerrardが弾丸シュート。
至近距離からの豪快な一撃にはさすがのHowardも成すすべがなく、ボールは
ネットに突きささる。文句無しのゴール。2-0、Liverpool !!!
Gerrardの応援歌がケセラセラと響き渡る中、勝利が見えてきたリバプールは更
に攻め続ける。FW Andrew Carrollの左足シュートはゴールの右に外れ、Kelly
のスライディングシュートはわずかのところで足にヒットしなかった。だめ押し
の追加点は入りそうで入らない。
一方のエバトンはAnfiledの雰囲気に呑みこまれたかの如く、勢いを失って行く。
ミッドフィールドをリバプールに支配され、ペナルティーエリア内に食い込んで
行くことができない。いつものような粘り強さがなく、リバプールの守りをなん
とかして崩そうという意思もアイデアも感じられない。逆転勝利の望みがゼロに
等しくなった今、17日のFAカップを優先しているのではと勘繰りたくなるよう
なワンサイドゲームで、ニュートラルな視点から見るとあまりにも寂しく、落胆
するほかない。
90分を回り、ロスタイム4分がアナウンスされた頃、私たちの周囲でも早々と席
を立ち、帰り支度をする人が現れはじめた。がその矢先、中盤からGerrard が猛
然とカウンターアタック。ゴール前で一度Suarezにボールを預け、Suarezから
戻って来たボールを左足で狙いすましたシュート。素晴らしいフィニッシュ。
3-0!
スティービーのハットトリックでAnfieldはお祭り騒ぎのようになった。
【Ending:試合終了】
なんとまあ、前回のカーリングカップの優勝時はハラハラドキドキだったが、今
回は少しも危なげの無い勝利。終止リードを保ち、攻撃だけでなくディフェンス
も素晴らしかった。前線でシャープに動くSuarez、中盤でのKellyの巧みなパス
さばき、そしてキャプテンGerrardの気迫あふれるプレイと素晴らしいゴール。
まったく欠点が一つも見つからない、今日のリバプールだった。
対するエバトンには、いつものポジティブなエバトンらしさが全く見られない、
実に残念な試合になってしまった。
リバプールにとってダービー戦でのハットトリックは、1982年11月、Goodison
ParkでIan Rushが4ゴールを記録して以来なのだそう(試合は5-0でリバプー
ルの勝利)。ちなみにAnfieldでのダービーのハットトリックは、1935年にFred
Howeが決めて以来とのことで、なんと77年ぶり!
さらに付け加えるなら、今日のダービーは、Gerrardにとってリーグ戦出場400
試合目となる記念の試合。リバプールのプレイヤーでも過去13人しか達成して
いない大記録に、自ら花を添える大活躍だった。
というわけで今日のダービーは、Anfieldにおいて、歴史の一頁に刻まれる試合
となったわけだ。
【After The Match:おわりに】
最後にスティービーのハットリックが決まった直後、私はトミーさんに抱きかか
えられて胴上げ状態。超、恥ずかしかったですが、彼と一緒に観戦出来て、本当
に楽しい、思い出に残るAnfield観戦になりました。再会を約束して、Tommyさ
んとお別れ。
Tommyさん、楽しかったです。また一緒に観戦できる日を楽しみにしています。
xxx
Fin
≪マッチ・データ≫
Premiership 11-12
LIVERPOOL 3 – 0 EVERTON
Anfield Stadium, Tuesday 13 March 2012 20:00
リバプール エバトン
ゴール 3 0
(Gerrard34, 51 90)
ターゲットショット 10 3
コーナーキック 4 4
ファウル 6 7
オフサイド 5 2
イエローカード 1 4
(Jose Enrique90)(Pienaar56, Baines78, Drenthe84, Hibbert90)
レッドカード 0 0
ポゼッション 53% 47%
Team Line-ups
Liverpool: Reina, Kelly, Skrtel, Carragher, Jose Enrique,
Henderson(Kuyt73), Gerrard, Spearing, Downing, Carroll,
Suarez.
Subs Not Used: Doni, Maxi, Coates, Adam, Shelvey, Flanagan.
Booked: Jose Enrique.
Goals: Gerrard(3).
Everton: Howard, Hibbert, Jagielka, Distin, Baines, Coleman(Drenthe61),
Rodwell, Fellaini, Pienaar, Stracqualursi(Osman61),
Anichebe(Jelavic61).
Subs Not Used: Mucha, Heitinga, Cahill, Neville.
Booked: Pienaar, Baines, Drenthe, Hibbert.
Attendance(観客数): 44,921
≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo498.html ≫
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▽スカウスハウス・ニュース
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好評のビートルズ・ツアーに加えて、ロンドンでのウォークツアーを2コース、
実施しています。シャーロック・ホームズゆかりのスポットを案内する「ホーム
ズ・ツアー」と、ちょっと怖い「ロンドン・パブ・ツアー」。ディープなロンド
ン体験をぜひ!
http://scousehouse.net/beatles/guidetour_london2.html
*** リヴァプール語学留学 ******
スカウス・ハウスは、リヴァプールへの語学留学をサポートしています。
公立のリヴァプール・コミュニティ・カレッジに加えて、今年より、私立の語学
スクールLILAとも提携しています。
長期でじっくり学べる学生の方にはコミュニティ・カレッジを、まとまった期間
を留学に充てられない社会人の方にはLILAをおすすめします。
スカウス・ハウスには、リヴァプール留学に関する専門知識や経験を持つスタッ
フが、日本とリヴァプールの両方に常駐しています。入学前はもちろん、入学後
のサポートについても安心してお任せください。
http://scousehouse.net/study/index3.htm
*** ビートルズ・ガイドツアー ******
リヴァプール&ロンドンのビートルズゆかりの地を訪ねるガイドツアーをアレン
ジしています。ツアーの詳細は、ウェブサイトの「ガイドツアー」ページをご覧
ください。
http://scousehouse.net/beatles/guide_liverpool.htm
http://scousehouse.net/beatles/guide_london.htm
*** 原稿募集中 ******
NLWでは、読者のみなさんからの投稿を募集しています。
旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、あるいは英
国に関するものなら何でも歓迎です。
お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。
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▼今週のフォト
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*** 今週のフォト・アルバム ******
「ノア姉さんのブルマ追っかけ大作戦~フィンランド編」と「Footballの旅」
の写真を掲載しています(ノアさん、えりさん、ご提供ありがとうございます)。
ぜひご覧ください!
http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo498.html
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